2017年4月アーカイブ

 北宇智小学校のグラウンド周辺には、日本ではあまり見ることのできない木が何本も青々と茂っています。その木の名前は「楊樹(ようじゅ)」といい中国原産の樹木です。この木はヤナギの一種ですが、私たちの知っているヤナギとは姿形が違います。それではなぜその楊樹が北宇智小学校にあるのでしょうか。その歴史は30年ほど前にさかのぼります。

 読者の皆さんは、北宇智小学校が中国の開封市の曹門大街小学校と交流をしていた歴史があることをご存じでしょうか。北宇智小学校出身の方なら記憶があるかもしれませんね。31年前の1986年に、北宇智小学校は中国の小学校との間に姉妹校の縁組をしました。それがきっかけになり、楊樹が北宇智小学校に送られてきたのです。それから30年もの間、楊樹は子どもたちの育ちを見守ってきました。

 それでは、なぜ中国の学校と交流することになったのでしょう。そのお話は、これから少しずつしていくことにしましょう。

ようじゅ

 北宇智小学校の学校図書館「ブック・カフェ・キッタ」が、ようやくオープンしました。

 子どもたちに本をたくさん読んでもらいたいと、ちょっぴりリニューアルしてのオープンです。どこが新しくなったのかというと、本の並べ方です。子どもたちが、本を見つけやすいように、本を整理してタブ(表示)をつけました。このような仕事は、今年から学校図書館のお世話をしてくれる図書館司書さんによるものです。

 教室や家庭での学習と学校図書館をうまく連携させながら、子どもたちの豊かな学びを育んでいきたいと考えています。

 どうでしょうか。授業参観のときにでも「ブック・カフェ・キッタ」に来てみませんか。残念ながらお茶とケーキはメニューにはありませんが。

 

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 新しい1年が始まりました。11日には入学式は21名の元気な1年生が、北宇智小学校のなかまになりました。

 そして、子どもたちが毎日通ってくるなかよし道に、また賑やかな声が響くようになりました。みんなで130名の声です。笑い声だけでなく、ときには怒る声や泣く声も聞こえることもあります。子どもたちの声は、鳥や虫の声、風や雨の音に溶け込みながら、北宇智の風景のひとつになっていきます。

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