2018年2月アーカイブ

 だれも読まない小学生新聞。なんとか新聞に触れさせたいと始めたのが、「質問ブックドッグ」。前年度のことです。

 しかし、なかなか読者が増えてこないので、今年度2学期末には期間限定で「ブックドッグ・エクスプローラー」という企画を始めました。新聞を読んで、質問ブックドッグの問題に答え、そこから家学ノート(自主学習)に発展させていくという活動です。子どもたちは喜んで取り組みました。そして、「次はいつ?」と、待ってくれる子まで出てきたのです。

 そして、今「ブックドッグ・エクスプローラー シーズン2」として、第2弾を始めました。「新聞読んで、知的探検の旅へ」がキャッチフレーズです。さて今回、エキスパート・エクスプローラーになれる子は何人現れるのでしょうか。楽しみです。

 注:ブックドッグとは、北宇智小学校図書館のマスコットキャラクターです。

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 毎日のように雪が降ります。こんな冬はめずらしいですね。さすがに子どもたちも雪にはうんざりといった感じです。

 学校への坂道「なかよし道」は、雪の日にはこんな様子になります。子どもたちは、寒さに負けないでこの道を歩いて学校まで来るのです。

 毎日、よく頑張っていますね。

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 20年前に北宇智小学校を卒業し、現在京都大学iPS細胞研究所で生命倫理の研究をしている、澤井努さんを迎えて授業をして頂きました。

 まずは、5年生と6年生向けに、研究者という職業について教えてもらいました。キャリア教育としての授業になります。身近で研究の仕事をしている人はそう多くないかも知れません。それも、今をときめくiPS細胞ということですから、聞いている方もワクワクします。ただ、このiPS細胞のことを聞いたことがあるという子どもが半数以下というのは、少し残念な気がしました。

 一通りお話を聞いた後は、「生命倫理の研究とはこんなことを考えるのだよ。」と実際これまで議論されてきたことと同じ内容を、子どもたちに話し合わせました。子どもたちはホワイトボードに自分たちの考えを書きながら、楽しそうに話し合っていました。

 放課後は、「倫理的に考えるということ」というテーマで、職員研修を行いました。道徳が教科として次年度より導入されます。倫理と道徳との関係、そして考え方を詳しく教えて頂きました。

 澤井さんは、小学校時代は大工さんになると、卒業文集に書いたと言います。その時の輝く目は、今も同じでした。これからも活躍して欲しいと思います。

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 北宇智小学校では、2月1日より一週間、「ブック・トラベル」というテーマで読書週間を開催しています。

 会場は、図工室。部屋いっぱいに並べられた「トラベル(旅行)」に関した絵本や写真集を、子どもたちはゆっくりと楽しんでいます。また、世界の楽器のコーナーもあり、いろいろな音も旅の臨場感を高めてくれます。

 外は雪模様ですが、暖かい部屋の中で子どもたちは思い思いの旅に出ているところです。

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