アサギマダラが校庭に飛来 10.15

旅をするチョウとして有名なアサギマダラは、春は暑さから逃れるために北へ向かい、秋は暖かさを求めて南下します。
気温21℃前後を好むことが移動の基準で、台湾から滋賀県までの北上例や山形県から与那国島までの南下例などが報告されています。
その飛行ルートに五條市が含まれています。
成虫のオスは、ヒヨドリバナやフジバカマ(花期8~10月)などの花によく集まります。
これらの花には、ピロリジジンアルカロイド(PA)が含まれており、オスは性フェロモン分泌のためにこの物質の摂取が必要と考えられています。

アサギマダラの吸蜜花であるフジバカマを育てて、この五條西中学校で長い旅の途中に一休みしてもらおうという計画を1年前にたてました。
正門を入ってすぐ左手の植栽地に、2019年の早春にフジバカマ100株を植えました。
アサギマダラが西中のフジバカマに気づいてもらうには、2~3年かかるかなあと思っていたのですが、なんと10月15日、2頭のアサギマダラが飛来しているのを見つけました。
金剛山麓に、アサギマダラのための道の駅誕生です。

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このページは、五條西中学校が2019年10月15日 17:11に書いた記事です。

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