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1月27日、令和2年度五條市指定校教育研究事業の発表会が、本校多目的ホールで行われました。
研究テーマは、「小中一貫教育で育む社会を生き抜く自立した児童・生徒」です。
当日は、五條市教育長をはじめ、牧小教職員、市内小中学校の先生方をお招きし、研究の一端を拝聴いただきました。


小中一貫で取り組んでいることの一つに「読解力の育成」による学力向上があります。
奈良教育大学の米田猛先生は、読解力を「よむ力」と置き換え、文字や文章を「よむ」だけではなく、表やグラフ、地図、年表、実験結果、楽譜、相手の出方なども「よむ」対象であり、すべての教科で必要な「考えイメージする力」であるとしています。


このテーマで、今年度は計4回の小中合同研修を計画してきましたが、この日は、社会と英語で「よむ力」の育成をめざした研究授業を実施しました。
先生方も日々研鑽を積みながら、五條西部学園九年間で、「社会を生き抜く力」をつけていきたいと前進しています。

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研究主任の報告

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米田先生のご講演

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参加された先生方

 五條西中学校と牧野小学校は、2017年より施設分離型の小中一貫教育を進めています。昨年度は、地域や保護者の皆様からもご意見を伺いながら、両校の共通目標として、『社会を生き抜く自立した児童・生徒 ~やりぬく姿はかっこいい!~』を紡ぎ上げました。
 さて、小中一貫教育で学力向上をめざすため、今年度は、まず「読解力の育成」をテーマに授業研究に取り組んでいます。1年を通してご指導いただいています奈良教育大学の米田猛先生は、読解力を「よむ力」と置き換えています。文字や文章を「よむ」だけではなく、表やグラフ、地図、年表、実験結果、楽譜、相手の出方なども「よむ」対象であり、すべての教科で必要な「考えイメージする力」です。そこで、この「よむ」力を付けるための小中合同研修を、今年度4回行う予定ですが、10月28日には、五條西中学校で国語・数学・理科の研究授業及び研究協議が行われました。小中教員で共に「よむ力」考えることで、9年間を通した見通しが生まれていきます。

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10月31日(木)、奈良県道徳教育研究会中学校部会の研究授業が本校で行われました。
今年度から、「特別の教科 道徳」が始まり、評価も加わることになりました。
この日は、『違うんだよ、健司』という教材を用いて、「本当の友だちとは」(内容項目B-8友情、信頼)を主題に授業が行われました。

五條市内のみならず、奈良県内から30名以上の先生方が参加され、その後、熱心に研究協議が行われました。
この日のために、3年生の各クラスで、同じ教材を使った授業が行われ、その指導法を磨いてきましたが、参加された先生方からも建設的なアドバイスをいただきました。
授業者をはじめ、ご来校いただいた先生方、ご苦労様でした。

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