１０月７日（金）「働く人々に学ぶ学習会」を開催しました。毎年、２年生は職場体験学習を行っていますが、それにつながる学習として、ゲストティーチャーの方々からお話をして頂いております。今年は、美容師の方、建設関係の方、旅行業社ツアーコンダクターの方、３名にご来校いただき、仕事に対する思い、繫がり、出会い、苦労されていることなどをお話して頂きました。３名の皆様大変お忙しい中貴重なお時間、お話をして頂き有り難うございました。
○美容師という職業は、技術職。覚えた事が蓄積される。それが財産となり、一生の仕事となる。人とのつながりで、できる仕事と言え、人材の"ざい"は、財産の"ざい"になれたらいいと思って、僕にしかできない事をめざしている。「手に職を!」という母の一言で、高校に行きながら、専門学校へも行き、計画的に努力をしてきて今日がある。
○設計と現場監督が仕事。ただ単に図面を書いたり、家を建てたりしているのではない。台所、玄関等、相手が使いやすいように無駄のないように、お客様の快適さを頭に入れて家の設計を考えている。家を建てるのに、20種類の専門の職人さんに協力をしてもらい、50人以上がたずさわっている。皆、人の生活を守っていると思って仕事をしている。人の為に役に立つのが喜び。誰の為に何をするのかが、やりがいにつながる。どこにやりがいを見つけるか、これが仕事の価値になってくるので、しっかり考えていってほしい。
○会社を選ぶ時のポイントは、何をしたいのか、自分の目標につながる会社か、という事だと思う。自分が企画し、提案し、生徒たちに楽しい修学旅行をしてもらいたい、充実感を感じる修学旅行をしてもらいたいと思ったのも、この仕事につくきっかけ。人に感動と楽しみを与え、同じ時間を過ごせ、形のないものをお客様と作っていく楽しみがある。人とのかかわりや、旅行が好きだが、華やかさより、裏方の仕事が多い。野球部で鍛えた精神力が"がんばる力"となっている。
