西吉野小学校: 2012年9月アーカイブ

秋の気配が感じられる頃となりましたが、昼間は日差しが強く照りつけています。

そのような中でも、子ども達は元気よく運動に励み、グラウンドや体育館で、29日の運動会に向けて練習を重ねています。

色別対抗で精一杯競い合って高まっていく種目もあり、一人一人が力を合わせて心をひとつにしなければ成功できない種目もあります。

運動会という行事を通してそれぞれが自分の持ち場で十分に力を発揮し、信頼と絆を深めていってほしいと思います。

頑張って練習した成果が存分に発揮できますように・・・。

 

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9月7日
今日は、特別支援学級の先生による、障害を正しく理解するための話がありました。

 

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「成長や発達の障害を持っている人がいます。
その中には、感じ方が特別な人がいます。

たとえば、耳を澄ましたときに聞こえてくるいろいろな音。

蝉の声、風の音、遠くから聞こえる誰かの声。いろんな音がしていても先生の話を聞くことができます。

それは、先生の話を聞こう、と意識していなくても、自分が聞かなければいけない音を自然と選んで聞けているからなのですが、たくさんの音が一度に入ってきて、人の話を聞くのが難しい人もいます。

ちょっとした音がとてもいやな音に感じる人。

予定がわからなかったり、急に変更になったりしたら、とても不安になってつらく感じる人。

とても敏感で、少し触られただけなのに、たたかれたくらい痛いと感じる人。
こういった障害がある人は、健常な人より暮らしにくくなることが多いのです。
こうして先生や友達の話を聞いていてもすぐには理解できません。外国語でぺらぺらと話しているように聞こえるかもしれません。
話が全然わからないのに、じっとしておくことはつらいかもしれませんね。

 

わからないとき、「わかりません。どうしたらいいですか?」と聞けたらいいですよね。
でも、わからなくて困ったとき、「どうしたらいいですか?」と聞くことは難しいのです。
困ってしまって、泣いたり怒ったり、動けなくなったりすることもあります。

 

わかりやすい言葉ってどういう言葉なのでしょうか。
ミカン、ねこ、自転車、ちょっと、楽しい という言葉を聞いて、その絵を思い浮かべて下さい。
ミカン、ねこ、自転車は思い浮かべやすいけれど、「ちょっと」や「楽しい」の絵は難しいですね。
つまり、ぱっと絵が浮かぶ言葉がわかりやすい言葉ということですね。
障害を持っている子たちは、頭の中で絵や写真を思い出して考えることが多いようです。

そして、耳で聞くよりも目で見る方がわかりやすいことが多いのです。

発達の障害を持っている子たちは、苦手なことやできないことがたくさんあるけれど、みんなと一緒に生活していくなかで、少しずつできるようになってきています。」

子ども達は真剣な表情で話を聞き、理解を深めてくれたようでした。

 

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9月3日

始業式の冒頭に、昨年の台風12号による紀伊半島大水害で亡くなられた方に哀悼の気持ちをこめて、全員で黙祷を行いました。

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そして校長先生からは、9月1日の「防災の日」の由来となった1923年の関東大震災の話と、昨年の大塔の災害を振り返りながら、日ごろから防災に関する意識を高めておくことの大切さについて話がありました。

また、9月1日は本校の創立記念日でもあり、旧西吉野村の3つの小学校が統合されて屋那瀬の新校舎で新しい西吉野小学校がスタートして8回目の創立記念日を迎えたことも話されました。

 

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 子ども達の元気な声が帰ってきた学校で、2学期もたくさんの行事がひかえています。

運動会に向けた練習も始まってきます。

少しは涼しさも感じられるようになっていますが日中はまだまだ暑いですので、水分補給をしっかり行って健康管理につとめていきましょう。

 

 

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